2011年9月25日日曜日

鎌倉日記01 掘削・杭・捨てコン

現在、鎌倉市材木座にて住宅の現場が進行しています。
御施主様の了承を得、記録としてブログにアップさせていただきます。

敷地周辺は、
北側には海が見え、南側に山を背負っています。
山によって日が当たりづらいため、航空写真で見るとほぼ影になっていますが、
実際は、風が通り、気持ちの良い場所です。
 



隣地からはコンクリートブロックが迫り、前後は擁壁というなかなか厳しい敷地です。

 


ここに地下1層、地上2層の住宅が建ちます。
建物が自立するように鋼管杭で地盤から支持します。
杭の数は31本!先端には羽がついています。杭と杭は約1.5m程度の距離しか離れていません。回転させながら4.5mの杭を埋め込んでいきます。通りがかる人は何事かと見ています。
隣地には鎌倉市の文化財に指定されている墓地があります。墓標に張りあうように杭を打ち込みます。
数は多いですが、作業は一日で終了。

  


断熱材→捨てコンの打設です。
左官職人さんの作業スピード、仕上がりに見とれます。
午前中は南側の山で日差しが切られますが、午後で日が上がってきたため、職人さんたちは汗だくです。

 

完成形は遺跡のようです。この上に基礎を打設します。